目次
シーズンイン初滑りで気がついたこと
21-22シーズンイン!
ついに私も初滑りに行ってきました!
場所は丸沼高原。
雪もそれなりに降って、イエロー、バイオレット、コバルト、グリーンと数コースオープンしていました。
下地が出ているところもなく、ゲレンデのコンディションは良かったです。
平日だったのでリフトも混んでいませんでした。
(丸沼高原スキー場、イエローコース)
今回滑りに行って、シーズンインの初滑りでやるべき事に気がつきました。
それは、
丁寧に滑る!
ということです。
これは大事なことでした。
1本目から、丁寧に滑ることを心掛けておけばよかった・・・
そうすればもっと有意義な1日を過ごせたと思います・・・
シーズンイン初滑りで失敗した事
今シーズンは新しい板「オガサカFC157」を買ったので、早く乗りたくてウズウズしていました。
丸沼イエローコース、1本目
この日、丸沼は緩斜面のイエローコースがオープンしていたので、そこで何本かアップしようと思い。
ニューボード「オガサカFC157」の性能を試すべく、滑り始めました。
緩斜面だし、転倒することもないだろうと思い地味な練習とかはしないで、いきなりカービングで攻めました。
コースの前半部分は、まあまあ調子良くカービングすることができました。
前に乗っていた17年前の「MOSSKING」に比べて、粘りがありながらもしっかりとした硬さがあるように感じました。
そしてそのままコース後半に突入したのですが、
ヒールサイドでエッジが抜けてそのまま転倒しました。
丸沼イエローコース、2本目
1本目は初滑りだししょうがない、板もニューボードだしまだ感覚もよくわからないから仕方がないと自分に言い聞かせて、2本目に突入。
とりあえず転倒はしなかったものの、コース後半、ヒールサイドが思ったようにカービングできず、ズレの多いターンになってしまう。
丸沼イエローコース、3本目
そして3本目、またしてもコース後半、ヒールサイドでエッジが抜けて転倒。
おかしい・・・
今年は筋力トレーニングもちょっとやったし、イメージトレーニングもやった、
そしてなにより、カービング性能の高いオガサカFC157なんだから、もっとカッコいいヒールサイドができるはずなのに・・・
丸沼イエローコース、4本目〜8本目
気持ち的に焦りながら、その後も5本ほどイエローコースを攻めましたが。
全然上手くいかずヒールサイドでの転倒が多かった。
これが私の失敗です。
シーズン初滑りにもかかわらず、筋力トレーニングとイメージトレーニングをした事と、いきなりでも昨シーズンのような滑りができるだろうと、たかをくくって攻めてしまったことです。
そのせいで、雑な滑りをしてしまい、転倒も多く、体力も消耗してしまった。
ここで一旦休憩をしました。
休憩して冷静になってから転倒した原因を考える
なぜヒールサイドで転倒したのか、休憩中に考えました。
原因は、重心がヒールサイドの間ずっと前よりに乗っていたことだとわかりました。
イメージトレーニングでは、切り替えから、前足で捉えて、重心を後ろに移動させながら板を踏んでいくはずでしたが。
実際の滑りを思い返してみると、ヒールサイドはターンの初めから終わりまで、前よりに乗っていたことに気がつきました。
転倒した原因に気がつけば、あとはそれを意識して修正すればいい。
原因がわかったので、それだけを意識して滑る
丸沼イエローコース、9本目
転倒の原因がわかったので、とにかくヒールサイドのみに集中して、重心移動を丁寧に行うように意識して滑りました。
すると、さっきまでのような転倒はせずに、まあまあ安定したヒールサイドをすることができました。
深回りでもない、角付量も少ない、スピードも遅い、けど、まあまあ安定したヒールサイドターンになった。
とりあえずはこれでOK!
(丸沼高原スキー場、バイオレットコース)
丸沼バイオレットコース
その後、バイオレットコースに移動し、ヒールサイドの重心移動を意識して練習。
バイオレットでも1本目は、なんとか転倒しなかった。
2本目は調子に乗ってしまい、攻めてしまった。すると、またヒールサイドでエッジが抜けて転倒してしまった。
調子に乗ってしまうと、重心移動の意識がおろそかになってしまい、同じ失敗を繰り返してしまう。
その後は丁寧に重心移動を行うように意識しながら練習を行った。
何度か転倒はしたが、重心移動がスムーズに真ん中から後ろに移動すれば、エッジが雪面に噛み転倒しないことを体感できた。
シーズン初めは意識と実際の動きがリンクしない
シーズンイン初滑りにもかかわらず調子に乗って攻めてしまい、転倒を繰り返してしまいました。
これが私の失敗でした。
昨シーズン最後に滑ったのが今年の3月後半、それから約9ヶ月後のスノーボードになりましたが、9ヶ月も開くと、やはり感覚が鈍くなっています。
イメージトレーニングをして、その通りに滑ろうとしても、思った通りに身体が動いていないことがわかりました。
その状態でいきなり攻めても、雑な滑りになってしまい、納得いく滑りはなかなかできないと思います。
昨シーズンまでの感覚が薄れてしまい、思ったように身体が動いていない現象は、中高年になればなるほど多くなるような気がします。
たぶん10代20代の若い人は期間が空いても、最初の一本ですぐ感覚が戻り、いきなりいつも通りに滑れると思います。
私は整体の仕事をしているので、よくわかります。
若い人ほど、感覚がよく、思った通りに身体が動いています。
しかし中高年になればなるほど、思った通りに身体が動いていなくて、感覚も鈍くなりがちです。
でも、意識して動かせば、意識と実際の身体の動きがリンクしてきます。
(じいさんスノーボーダーのイメージイラスト)
スノーボードも同じで、期間が開いている場合は、感覚が薄くなっているし、身体も思ったより動いていないので、ひとつひとつの動きを意識して丁寧に滑ることをやったほうがいいと思います。
初滑りでやる事のまとめ
・シーズン初めは、思ったよりも身体は動いていないので、丁寧に滑るようにする。
・失敗したら休憩して、原因を特定し、それだけを意識して滑る。
・中高年になればなるほど意識と身体の動きにズレが生じやすい、ひとつひとつの動きを意識して丁寧に滑り、意識と身体の動きをリンクさせていく。
じいさんスノーボーダーのイラストは、フリーイラストとして「イラストAC」からダウンロードできます。