スノーボード日記

スノーボード、一人合宿1日目、ノルン水上スキー場

スノーボードをやる目的は楽しむこと

人は目的があることで、行動を起こすことができます。

スノーボードの最大の目的は楽しむことです。

冬はただでさえ寒いのに、わざわざ雪深いところにあるスキー場まで来るのは、楽しいからです!
僕も、スノーボードを始めた頃は楽しくて夢中になりました。
最初はまったく滑れませんでしたが、木の葉落しでも、できるようになると楽しい!
ツーっと滑る板の上に、ただ乗っているだけなのに、日常生活では味わえない感覚が面白かった!

そして徐々にターンができるようになってくると、もっと楽しくなった!

人は、出来ないことが出来るようになった瞬間、脳内でドーパミンが出て快感を感じるようになっています。

スノーボードでも、ただズルズルと斜面を降りて来るだけだったのが、1ターンでもできると、
できた!と快感を感じます、これが楽しさの正体です。

そして一度覚えた快感を求めて、もっともっと上手くなりたいと、スノーボードにのめり込んでいくのです。

「スピードを出して連続ターンをしたい」「キッカーを飛んでみたい」「グラトリをやってみたい」など、あれをやりたい、これをやりたい、とみんな無意識のうちに目的をもって滑るようになります。

それができるようになって目的を達成すると、また別の目的をみつけて上手になっていきます。

だけど、ある程度上手くなると、最初の頃に感じていた楽しいという感覚が薄れてきたりします。そして目的を見失うと、滑っていても楽しいのかどうなのかわからない、
ただ滑っているだけになり、上達も頭打ちになりがちです。

スノーボードの最大の目的である楽しさが無くなった時に、人は行動をやめます。
つまり、スノーボードをやめる時です。

だから、目的が必要です。

バッチテストに挑戦したり、大会に出たりするのも、目的の一つです。

今シーズン、僕が目的の一つとして選んだのが大会に出ることです。
その大会がテク選です。

 

テク選に出ると目標を設定することで、練習に気合が入る

ただ単に1日、ダラダラと滑っても、スノーボードは楽しいものですが、どうせやるなら上達したいですよね。
上手くなって行く過程こそがスノーボードの楽しいところです。

そして自分の滑りがどの程度なのか、客観的に点数をつけてくれるのが、テク選です。

テク選に出ると目標を設定すると、練習に気合が入ります。

そこで、僕は今回、2日間に渡って強化合宿を行いまいした。
もちろん僕はいつも一人で滑っているので、一人合宿です!

 

合宿1日目、ノルン水上スキー場

僕が合宿の場所として選んだのは、ノルン水上スキー場です!!
いつものごとく、ノルンです、平日のシーズン券を持ってますからね。

2018年1月22日(月)合宿1日目の朝は、くもりです。
天気予報では午後から都心でも雪の予報です、実際に東京でも雪が降りましたね。

ノルン水上スキー場

午前中のノルンは、硬いバーンの上にザラメが乗っている感じです。
柔らかい雪が好きな人は、こういうバーンはあまり好きじゃないかもしれないですね。
僕は硬いバーンは嫌いじゃないです、好きってわけでもないですが・・

硬いバーンの方が、練習のやりがいがあります。

 

合宿のメイン課題は前後の荷重移動

ボードは果汁を加えることで、フレッシュジュースになります。
違います、間違えました(^ ^)

ボードは荷重を加えることで、板をたわませて曲げたり、反動で走らせたりすることができます。

ターン前半の谷回りで、ボードのノーズ部分に荷重を加えて、雪面をカチッと捉えて、ターンマックスで、ボードの中心に荷重を加えてギュイーンとカーブさせて、ターン後半の山回りに入ったら、荷重をテールの方へ乗せてから抜重することで、板を走らせて、切り替えをしていきます。

文章にすると簡単そうですが、やってみるとこれがとても難しい、でもある程度できるようになると、ターンがスムーズになります。

今回の合宿で僕はこのボードへの荷重をメインの課題にしました。

なぜ、荷重をメインにしたかというと、切り替えがうまくいかなかったからです。

今シーズンから久しぶりにスノーボードを再開した僕は、とりあえずターンはできていましたが、切り替えがやりにくしい、すぐ脚が疲れて、休憩ばっかりしていました。
ある時に、テール側に荷重して、ポンと抜重すると、スッとボードが走りながら、勝手に切り替わっていく感覚がありました。

これだ!!

そういえばボードはターンの最中に、「前・真中・後ろ」と荷重ポイントを移動させることで、ボードをスムーズに走らせることができると、レジュエンド相沢盛夫さんが「中級者のためのスノーボードテクニック」の中で言っているのを思い出しました。

僕はずっと、同じ位置で踏ん張っていたから、脚も疲れるし、切り替えのタイミングもつかめなかったんです。

だから僕は荷重移動の練習を合宿のメイン課題にしました。

「前・真中・後ろ」を意識して滑ると、ボードがスッと回り込んでくるし、なにより脚が楽です!
やっぱ、この歳になると楽なのがいいですよね〜

押入れの奥から出てきた、相沢盛夫さんと奥山麻紀さんが出演している、「中級者のためのスノーボードテクニック」ビデオテープバージョン。
このビデオを見ながら、カービングの練習をしていたのを思い出しました。
でも、今はビデオデッキがないので見れません(T . T)

相沢盛夫、中級者のためのスノーボードテクニック

DVDでも発売されているみたいですね。

 

刻一刻と状況が変わる、スキー場

スキー場の天気は変わりやすいです。
午後からは雪がガッツリ降ってきました、バーンの状態も変わってきました、午前中は硬いバーンでしたが、雪が積もるにつれて柔らかくなってきました。

ノルン水上スキー場

テク選関東大会の当日がどんな天気になるのかわかりませんが、どんなバーン状態でも滑れるように準備しておく必要があります。
そう考えると、バーンが荒れてきて面白くねーし、疲れるから、もう切り上げるか、とはならず、荒れているからこそ練習するいい機会だ。と捉えることができます。

やはり目標を設定することで、気合とモチベーションが上がりますね。

そんな、こんなで雪が降る中、「前・真中・後ろ」の荷重移動を練習して、合宿の1日目は終わりました。
今日は家まで帰る必要はなく、宿に泊まります!
シーズン中に宿に泊まるなんて滅多にないので、楽しみです。

一人合宿温泉旅館編は次回書きます。

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takanaga

趣味はスノーボード。アルペン、フリースタイル両方やります! 【柔道整復師】スノーボードに活かせるトレーニング、ストレッチ、体のケアのやり方をお伝えします。 あと、イラストも描いてます。

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