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スキー場に行く直前にスノーボード、カービングターンのイメージトレーニングをやる。

滑りに行く直前にできるトレーニングはイメージトレーニング

激動の2021年も12月の中旬に突入した。
最近は、丸沼高原スキー場のライブカメラを見ることが日課になっている。
イエローコースにはまだ、雪がついていないようだ。
バイオレットコースは普通に滑れそうだ!

イエローコースにも雪が積もって、全面滑走OKぐらいになったら滑りに行きたいと思う。

スキー場に滑りにいく前に、やっておくと良いトレーニングがイメージトレーニングだ!
もういまからスクワットを頑張っても、筋肉はすぐにはつかない。
やっと筋肉がつき始めたかなと思う頃にはシーズンが終わっているだろう。

だがイメージトレーニングは、すぐ効果が出る。
例えば明日滑りに行くなら、前日のいまその場でイメージトレーニングを行えば、明日の滑りが一味違うはずだ!

イメージトレーニングとは

私は、イメージトレーニングとは、実際の体の動きをリアルにイメージすることによって、運動神経系を活性化させ、脳と筋肉、身体の連動性などの繋がりを強化するものだと認識している。

よって、イメージトレーニングはより具体的に行えば行うほど効果があると考えている。

この前の記事で書いた、オガサカFCの記事はイメージトレーニングではなく、あれは単なるファンタジーである。

ファンタジーではなく、もっとリアルに、ターンの中で身体の動きや、力の入れ方、板の動き、コースの状況、斜度変化、雪質、などをイメージしていく必要がある。
そのイメージの元となるのは、昨シーズンまでの自分の滑りであったり、今シーズンすでに滑りに行っている人は、その時の状況をリアルに思い浮かべる。
そして次に理想とするターンと自分のターンのどこが違うのか考え、理想に近づけるには、どう修正すればいいのか具体的にイメージする。
これを地味に細かくイメージしていくのがイメージトレーニングだ。

ヒールサイドのイメージトレーニング

ヒールサイドターンのイメージトレーニング。

スノーボーダー男子のイラスト、カービングヒールサイド

ちなみにこのイラストはフリーイラストとして「イラストAC」からダウンロードできるので、
どんどんダウンロードしちゃってください!

私の場合ヒールサイドターンは、やはりターン後半(山回り)でガガガガッとズレやすいので、これを修正してターンの最初から最後まで、カービングをしながら、深く周り次のトゥサイドターンにスムーズにつなげたい。

谷回り、山回り

修正すべき点は、やはり動作が遅れてしまうということだ。
ガガガガッとズレてしまうのは、ターン後半(山回り)まで板を踏んでいるからだ。
本来なら、山回りは板に加わる圧を開放し、しなり戻りを利用して、板を走らせるのが理想だ。
そのためのイメージトレーニングを行っていく。

コースは丸沼高原スキー場のバイオレットコース、上部の緩斜面をすぎ、中盤の斜度変化のところから、ターンを始める。
雪質のイメージは、程よく圧雪されたパウダースノー、一番食いつきやすいグッドコンディション。
天気はもちろんピーカン。

まずプレターンから、切り替えてニュートラルになる。その時の重心は後ろ足だ。
というかターン中はずっと後ろ足重心を維持したい、そうすることで前足で板を操作できる。

ニュートラルから、前足で板の角付を行い、エッジを雪面に噛ませる。
この時はまだ谷回りの初期なので、逆エッジ状態になる、実際はスピードがついているので、逆エッジ転倒はしないで谷方向へ進んでいく、そのままなるべく谷回りを長く保ちならが、後ろ足で板を踏んでいき、たわませていく。
谷回りが長ければその分板を踏む時間ができる。
そしてターンMAXで板をMAXで踏み込み、その反動を利用して板にかけていた圧を解放していく。
すると、山回りに入ると同時に、板がしなり戻り前に加速する。
そして再び、切り替えのニュートラルになり、トゥサイドが始まる。

トゥサイドのイメージトレーニング

トゥサイドの場合、角付けしすぎて、リーンアウトが崩れて、内倒しがちなので、そうならないようにターンをしたい。

スノーボーダー女子、カービングターンのイラスト

このスノーボーダー女子のイラストも「イラストAC」からダウンロードできますよ!
ガンガン使ってください!

ニュートラルから、身体が前と内側に行くのを抑えて、前足で雪面を捉える。
そのまま角付けしすぎないようにしながら、谷回りを長くし、板を踏んでいく。
そしてターンMAXで踏み込んだ圧を解放し、山回りで板を加速させていき、ヒールサイドにつなげていく!

よし!これでイメージは完璧だ!
このイメージのまま滑りに行けば、理想のカービングターンができるぞ!
きっとできる!

できてほしい。

できればいいな・・・

 

まあ、必ずしもイメージ通りに行くわけではないけど、スキー場に行く前に、いままでの自分の滑りを振り返ってから、理想のターンになるように、イメージをするのはありだと思う。
リアルに細かくイメージすることで、脳の運動野や感覚野は活動することがわかっているし、脳の指令が筋肉に届く神経系も強化される。
やはりイメージトレーニングはムダではないのだ!

丸沼のイエローコースに雪が積もるのは、クリスマス寒波あたりですかね。

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takanaga

趣味はスノーボード。アルペン、フリースタイル両方やります! 【柔道整復師】スノーボードに活かせるトレーニング、ストレッチ、体のケアのやり方をお伝えします。 あと、イラストも描いてます。

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