スノーボード日記で、書き忘れていた記事が一つありました。
2018年4月23日(月)に丸沼に行った時のことです。
写真を見るとまだ雪が残ってますね。
この日練習していたのは、トゥサイドターンをより深く回しこんでいこう、という練習をしていました。
僕はヒールサイドに比べてトゥサイドターンが浅いんです、ショートターンをやるとそれが如実に現れます。
だからトゥサイドをもっと回していきたい、そのためにローテーションを強めたり、いつもより低い姿勢で板を回しこむ練習をしていました。
そんな感じで滑っていたのですが、午後からだんだん雲が多くなって、ガスってきました。
時間を追うごとにだんだん、霧が濃くなっていきます。
そしてとうとう周りがほとんど見えない状態になっちゃいました。
こうなると怖くて滑れないですね。
スノーボードは自然の中で楽しむスポーツです、その日の天候次第でスキー場の環境はがらっと変わります。
ピーカンで晴天の時はテンションも高くなり楽しい!でもいつもそうじゃない。
ガンガン雪が降っていて、モフモフ雪の時もあれば、
ビュービューと風が吹き荒れている猛吹雪のなか、減速運転のリフトの上でガタガタと凍えている時もあるし、
雨が降ってテンションが下がっていることもあるし、
キンキンに固まったアイスバーンの日もある。
その中でも、濃い霧でガスってしまい、周りが全く見えなくなってしまうのが、一番キツイかもしれない。
この日の丸沼は、ほんとに雲の中に入ってしまったような状態で、自分の足元がやっと見えるぐらいでした、他のスキーヤーやスノーボーダーと衝突をさけるために、耳をすまして周りの音を聞き取り、足裏の感覚で雪面の凹凸を感じ取りながら滑り降りてきました。
普段いかに視覚に頼って滑っているのかがわかりますね、ガスってしまった時は、視覚以外の感覚を鍛えるのにはいいかもしれません。
だけどやっぱり、怖いし、危ないですね。
この日はもう、霧が晴れそうもなかったので、さっさと帰りました。
次回は、シーズン総括の記事を書きたいと思います。