「ダブルコークフォーティーンフォーティ!!」
いつのまにか、平昌オリンピック始まってましたね。
録画してあった、スロープスタイルを見ました。
もはや、技の名前がぜんぜん理解できません。
あんだけ回転して、ピタッと着地できるなんて、すごいですね。
僕はというと、ビンディングのセッティングを変えました。
いままでは、ユニバーサルカント(ユニカン)を使ってセッティングしていた
僕はいままでアルペンボードのセッティングではユニバーサルカント、略してユニカンを使っていました。
ユニカンはリフトアップとカント(ビンディングを斜めに傾ける)を自由にセッティングできる優れものです。
アルペンボードの場合、ビンディングをそのままベタッと板に取り付けると、足首や膝が曲げづらく、棒立ちのようなままで滑ることになります。
もちろんそのままでも滑れるのですが、ある程度、足首や膝が曲がるようにしておいた方が、ボードの上で動ける範囲が広がるし、滑りの幅も広がります。
そのために、前足のつま先をリフトアップ(トゥーアップ)し、さらに内側に少し傾けます。
後ろ足もカカトをリフトアップ(ヒールアップ)し、さらに内側に少し傾けます。
そうすると足首と膝が曲がりやすくなります。
ユニカントはその設定値を自由に変更できるパーツです。
僕がアルペンボードを始めた時に、どうセッティングしていいのか、まったく分からなかったので、とりあえずユニカンがあれば自由にセッティングできるから、これでいいや、という感じで使い始めました。
その後いろいろ、セッティングを変えていたのですが、どのセッティングが一番しっくりくるのかが、いまだにわからない状態です。
自由にセッティングできるがゆえに、セッティング地獄にも陥りやすい。
僕がユニカンを外そうと思った理由
そんな、自由にセッティングできる優れもののユニカンを今回外しました。
ユニカンはすごくいいんだけど、一つ難点があって、
それは、付け外しがめんどくさい、ということです。
ユニカンを付けるときは、専用の金具を付ける必要があるのですが、この金具を付けるのがめんどくさいんです。
金具の四つの穴をビスで止めればいいのですが、二枚重ねになっている上の金具を回さないと、ビスが止められないようになっていて、これが、素手だとなかなか回らない。
そこで、写真のように、ネジを刺してドライバーを使いテコの原理で回していきます。
この作業が結構手間がかかります。
一度付けたらそのままでもいいのかもしれませんが、ずっとそのままで放置していると、ビスの締め付けで、板が変形したりします。
僕の場合はワックスをする時は外しておきます、それで滑りに行く時にまた付けるのですが。
ワックスのたびに毎回ユニカンを付け外しするのが非常にめんどくさい。
あと、困るのが試乗会です。
試乗会のとき、お目当の板に、ビンディングを付け替える際、ユニカンは超めんどくさいんです。
ビンディングだけだったら、サクサクっと付け替えられるのに、ユニカンがあると、専用の金具をテコの原理で回しながら付け〜の、ユニカンを乗せ〜の、その上にビンディングを付け〜の、とかなりの時間と手間がかかります。
せっかく試乗会に来ているのに、ビンディングを付け替えるのにばっかり時間がかかって、あんまり試乗もできません。
それが嫌だったので、今回ユニカンを外してみることにしました。
ユニバーサルカントの代わりにF2のパーツをつけることにした
今シーズンF2のレースチタニウムを買ったので、F2のセッティングパーツを付けることにしました。
その時の記事はこちら
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アルペンボード用のビンディング、F2 RACE TITANIUM(レースチタニウム)を買いました!
僕はもともとHEADのビンディングを使っていました。 でも、アルペンをやる人が減少しているためか、HEADはアルペンボード用のギアから撤退し、ビンディグンもブーツも今では作られていません。 そのため、 ...
もともとビンディングとセットで、カントとリフトアップのパーツが入っていたのですが、前足と後ろ足両方にリフトとカントを入れたかったので、もう一組づつパーツを買いました。
リフトアップは15mmアップすることができます。
それ以外のサイズは無いみたいなので、自分で工夫してセッティングするしかないですね。
とりあえずこれを前と後ろにくっつけます。
前足:トゥーアップ15mm、カント3度。
後足:ヒールアップ15mm、カント3度。
カントは、もともと4枚入っていたので、改めて買う必要はありませんでした(買ってから気がついた)まあ予備と調整用でとっておきます。
多分このセッティングで、これまでのユニカンとそんなに変わらないはず、次回のノルン水上で試したいと思います。
ユニカンの重さ分、軽くもなりました。